カテゴリ:北欧の教育 と 老子の言葉 ( 2 )

 

北欧の教育

北欧の教育を紹介した より。




個人を大切にする教育


「 個人を大切にする教育 」とは、もちろん
自己中心的な教育を意味しているわけではなく、
自分で考える能力を養う
「 自己形成の教育 」という意味である。


自分で考え、判断し、
豊富な選択肢のなかから自分に合うものを選びだして
行動に移す。


そして、その結果には自分自身が責任を持ち、
さまざまなトラブルに直面しながらも
自らの人生を楽しむというものである。      ( P.2 )








平等観


平等とは、
すべてのものを丸くすることでも四角にすることでもない。


それぞれの人がもつ個性や能力を尊重し、
それ相応の対応をすることが平等につながるのである。


四角も丸も、そして三角も、
それぞれの特性があるからこそハーモニーが生まれるのだ。


個々を認めてこそ
真の平等を生むことができ生きた教育になる、
ということを私はスウェーデンで学んだ。        ( P.6 )








学ぶ意欲と学力観


内実のある学力とは何かを、ふと考えさせられる。
誰しも、まず学ぼうという発想力が必要になる。
興味がわくものが対象でないかぎり、やる気も出てこない。


そのためにスウェーデンでは、
学科目を子どもの興味がわくように
五感を取り入れてあらゆる角度からとらえようとしている。


興味がわけば知りたい意欲もわいてくる。
そして、自分から進んで学ぼうとする学習意欲が養われる。


いったん意欲が芽生えれば、
徹底的にテーマ活動などを通して追究させる。


その後、友達同士での発表や報告で
達成感や喜びなどを感じるようにするとともに、
自分の学力を自己評価して自分の学びを振り返ってみる。


真の学習形態とは、こんなところにあるのではないだろうか。


     ( 中略 )


学校とはただ知識を与えるだけではなく、
自分で考え、選択し、自立していけるだけの基礎能力を
与える場であるのではないだろうか。          ( P.74-75 )







スウェーデンのPTA


職員室では、クラスを代表したPTA(「クラスママ」とも呼ぶ)が
コーヒーと手作りのチーズケーキを用意して待っていた。


このクラスママは学校側と保護者との連絡役なのだが、
学校側の運営に参加したい活動家の親を除けば、
ほとんどが保護者会のコーヒーやクッキーを準備するだけの役目である。


クラス替えのない小学校六年間の間に、有志がいない場合には
ほとんど強制的に回ってくる順番制となっており、
もちろん私もクラスママをした経験がある。


父親が代表の時は「クラスパパ」とも呼んでいる。  ( P.131-132 )



        ( 『 スウェーデンののびのび教育 』 河本佳子 / 新評論 )







( 補足 )

北欧の国々では
どの国も同じような教育をしているらしい。

ただし、フィンランドは移民が少ない。



参考までに…。  
・ 「 フィンランド・ショック 」 (



・ 「 スカンジナビア 視察情報ガイド

            ・ 目次は こちら
            
             ( 全79ページ。写真も多数あり。 )

by tanuko-satoyama | 2009-07-27 21:08 | 北欧の教育 と 老子の言葉  

「 老子 」の言葉



「 天網 恢々 疎にして 漏らさず 」  ( 第73章 )   
   
てんもう かいかい そにして もらさず       
Heaven's net has large meshes, but nothing escapes.



いろんな解釈があるみたいだけど…、
「 天網 」をインターネットに例えている サイト があった。



。。。。。。。。。。


「 天網 」とは、
天が世の理非を正すために張った網のこと。
「 恢恢 」とは、広く、ゆったりとしているさま。


「 天網恢恢疎而不漏 」(老子)とは、
天網の目は粗いが決して悪人を逃しはしない、
という意味である。


インターネットは人の手になる網であるが、
使われ方によっては、
天網に近い威力を発揮することもあろう。  ……




『 天網恢恢 』とインターネットとの関係については
興味深いものがある。

それは、インターネットでは、
情報がどうやっても外部に流れることである。




全ての情報を国などの権力機構が、
インターネットの全情報を調査し、
危険な情報をチェックしようという動きが世界各国である。


政府や警察などは、
エッチな絵や、暴力などに関する取締りをやりたがっているが、
インターネットはたったそれだけのものではない。


もっともっと重要なことは、
国、企業、官庁など今までの組織の壁を越えて、
勝手に自由に情報が交換されてしまうことである。 ……



インターネットが「 天網 」の役割を果たし、
世の阿呆な矛盾や真実を伝える手段になれば、(中略)
無責任な行政機構の改革に対する、
日本で始めての力になるかも知れない、
という意味が込められているのである。  ……

                                   
「『 天網恢恢 』題名の由来」より。



。。。。。。。。。。



天網

  ・ 前近代的な意味 … 「 公安組織の、情報網&包囲網 」

  ・ 近代的な意味 … 「 インターネット 」 

 

                




        





「 上善 如水 」  ( 第8章 ) 
  
じょうぜん みずのごとし
The best goodness is something like water.



老子と言うと…、
上善如水 」という言葉がわりと好き。


でも「 善 」って何かな?

価値観によって違ってくる。





ところで…。

「 上善如水 」は
同じ名前のお酒のほうが有名らしい。


お酒のパッケージに
ミズノ ヨウニ イキルノサ 」と書いてあった。
( 言葉の説明もあった )




ミズ

水は柔らかく、しなやかで自由です。
また水は全てのものに利益を与え
一切争わない謙虚さがあります。
「 ミズ 」は「 自由と謙虚さ 」のシンボルです。



イキルノサ

何物にもとらわれない、自由闊達で、
創造的な精神を大事にしたいと思います。
「 イキルノサ 」はそのような古い価値から離れた
「 軽快な姿勢 」を指します。





「 老子の精神 」をよく表しているような…。


「 老子 」って枯れたイメージがあるけど、
こういう解釈もあるんだよね…。



あとさ…、
老子と北欧って、
なんとなく、似ているような気がする。


あくまでも、
イメージとしての話だけど。






                  ではでは。 (*^^*)ノシ                    
                  

                  ( 追記 )
                   グーグル とかも似てる。
         


    


                    
                     

by tanuko-satoyama | 2009-07-27 21:07 | 北欧の教育 と 老子の言葉