「 お餅理論 」の補足 ( 2 )
2009年 07月 27日
( つづき )
・ 「 お餅教育 」
日本の学校は
心を一つにする教育(お餅教育)をしている。
( =Hidden Curriculum)
学校の先生は忙しい、
だから保護者もお手伝いしなければならない、
という話をよく聞く。
でも…、学校の先生って、
お餅教育で忙しいのではないだろうか。
たとえば、行事とか部活とか生活指導など。
・ 「 お餅教育 」 = 「 学校 」
・ 「 主な学科教育 」 = 「 家庭・塾・ボランティアなど 」
・ 「 教育のミニマム 」(義務教育) = 「 お餅教育 」
= 「 お餅精神(和の精神)を涵養すること。 」
運動会とか、合唱コンクールとか、
感動してみんなが泣くような卒業式とか。
こういった行事は日本独特な行事らしい。
ちなみに、
PTAの批判をしていたツレは
中学の卒業式に出席したあと、しばらく寝込んでいた。
(子どもは感動してたけど)
圧倒的な一体感を目の当たりにして
ツレは強烈な違和感と疎外感を感じたのかも。
・ 「 Muraの感動 」 = 「 宗教的法悦っぽい(?) 」
で…。
・ 「 PTA 」 = 「 保護者のお餅教育 」
「 PTAのくじ引き問題 」 については
別のカテゴリで詳しく取り上げています。
・ 「 二重規範教育 」
エリートっぽい人は、
「 二重規範 」をうまく使いこなせる人が多い。
アカデミズムの世界などを見ても、
欧米の概念を日本風にアレンジする(読み替える)のが上手な人は
とても出世するような気がする。
2ちゃんねるでも、
法曹界っぽい人が
「 人権 (生まれつきの権利) 」 = 「 共依存権 (お餅化権) 」
という解釈をしていた。
それから、
初等中等教育でも
「 社会科 」の授業で教わることはタテマエっぽい。
・ 「 二重規範教育 」
= 「 『二重規範運用能力』 を身につける教育 」
・ 「 二重規範運用能力 」
= 「 近代的な概念をタテマエとして運用する能力 」
( 人権、法治国家、民主主義など )
つまり、
日本のエリートの人たちが二重規範を上手に運用してお餅社会を守ってきた、
と言えるのかも。
= 「 精神的な鎖国 」
by tanuko-satoyama | 2009-07-27 22:34 | お餅理論 (主体と客体の融合)