「 お餅理論 」 ( 主客融合理論 ) 

社会モデルの3分類



(1) 日本モデル 
      ( 前近代モデル )      = 「 Mura社会 」 

   = 「 お餅 」 (個人が癒着

   = 「 Mura 」 = 「 和(全体) 」
   = 「共依存」社会 (共助)
   = 全体主義的社会
   = 民族主義的(部族主義的)社会
   = 村落共同体社会 (村-社会)

   = 「心を一つに・みんな一緒」社会
        &「相互監視・相互規制・相互拘束」社会

   = 「義理人情」社会 (親分・子分の関係)
       & 「互酬」社会 (持ちつ持たれつ、お互い様)
        & 「序列」社会 (長幼の序、年功序列、前例踏襲) 

   = ピラミッド型社会 (ネズミ講&奴隷制&SM?)





 
(2) 米英モデル 
      ( 近代モデル その1 )    = 「 小さな政府 」

   = 「 お米 」 (個人がバラバラ

   = 「自立と競争」社会 (自助)
   = 全体主義と個人主義の中間的社会
   = 資本主義的(帝国主義的)社会
   = 工業化・産業化社会 (成長社会)
 
   = 「何でも自由に」
         & 「結果的に何でも管理」社会?

   = 「小さな政府」 (低福祉・低負担)

   = ピラミッド型とフラット型、両方あるとか?
          



 

(3) 北欧モデル 
      ( 近代モデル その2 )       = 「 大きな政府 」

   = 「 チャーハン 」 (個人が自立して協力

   = 「自立と共生」社会 (公助)
   = 個人主義的社会
   = 民主主義的社会
   = 環境化・福祉化社会 (成熟社会、持続可能社会)

   = 「ミニマムを守ってあとは自由に」
           & 「一人ひとりを大切に」社会
 
   = 「大きな政府」 (高福祉・高負担)

   = 民主化されたフラット型社会
 



 ( 追記 )

(4) ベーシックインカムモデル
       ( 近代モデル その3、未来モデル )

     経済成長を前提としない社会システム。
     より完成された「チャーハン」。
     「小さな政府」になるらしい。

     ネット社会が進み、村社会とは別の意味で、
     「『相互監視 & ノンバーバル』社会」になるのかな。(?)







日本の特殊性 ( 日本の文化 )



日本の社会

 ・ 「 お餅社会 」( 前近代社会 )  

 ・ 「 二重規範社会 」
    「 実体 」 = 「 お餅社会 」 ( 前近代社会 )
    「 タテマエ 」 = 「 チャーハン社会 」 ( 近代社会 )



   
日本語

 ・ 「 お餅言語 」( 前近代言語 )

 ・ 「 二重定義言語 」 
    「 実体 」 = 「 お餅言語の定義 」 ( 前近代的な定義 )
    「 タテマエ 」 = 「 チャーハン言語の定義 」 ( 近代的な定義 )




日本の教育

 ・ 「 お餅教育 」
   = 大衆教育 ( 初等中等教育、PTAなど )

 ・ 「 二重規範教育 」
   = エリート教育 ( アカデミズムなど )




日本の政治

 ・ 「 お餅政治 」  
   = 公金でネズミ講を回している
   = Mura単位のばらまき。
    



日本人の精神

 ・ 「 お餅精神 」
    = 「 心を一つにする精神 」
    = 「 和の精神



  ( たとえば… )

  ・ 「 ミニマムとオプショナルの区別 」がない。

  ・ 「 パブリックとプライベートの区別 」がない。

  ・ 「 ノンフィクションとフィクションの区別 」がない。

  ・ 「 主体と客体の区別 」がない。



   すべてが溶けて、一つになっている。











日本のパラダイム転換



お餅精神 」 → 「 チャーハン精神

    
「 和の精神 (Muraの尊重) 」 → 「 個人の尊重 」

「 精神的な鎖国 」 → 「 精神的な開国 」  

                         = 「 Muraの解散 」              
                          ( Muraの意識化 ) 


前近代 」 → 「 近代


            










お餅 と チャーハン



お餅 」 ⇔ 「 チャーハン 」 
      
「 共依存 」 ⇔ 「 自立と共生 」

「 全体主義 」 ⇔ 「 個人主義 」

「 権威主義 」 ⇔ 「 民主主義 」

「 互酬社会 」 ⇔ 「 契約社会 」

「 Muraの尊重 」 ⇔ 「 個人の尊重 」
( 和の精神 )


「 Mura単位 」 ⇔ 「 個人単位 」
                       
「 ピラミッド型 」 ⇔ 「 フラット型 」
( ネズミ講 & 奴隷制 & SM? )


「 感覚的・情緒的 」 ⇔ 「 論理的・理性的 」
( 一体感 )

「 宗教的 」 ⇔ 「 科学的 」
( アニミズム )


( 主体と客体 )
「 融合 」 ⇔ 「 分離 」


( 同調圧力 )
「 高い 」 ⇔ 「 低い 」
  
( Wikipedia 「 同調現象 」参照 )




「 closed society 」 ⇔ 「 open society 」

( Wikipedia "Open society" 参照 )

by tanuko-satoyama | 2009-07-27 22:37 | お餅理論 (主体と客体の融合)  

<< こんにちは。 「 お餅理論 」の補足 ( 1 ) >>